8日、第40回全国特別支援教育振興協議会にルピナスとして参加してきました。テーマは「学校教育におけるインクルージブ教育システムの充実に向けて」
◉文部科学省からは
最新情報
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/main.htm の説明
独立行政法人国立特別支援教育総合研究所 http://www.nise.go.jp/cms/
でやっているインクルDBについて(合理的配慮例が載っています)
感想
平成30年度の予算案に学習上の支援機器等教材活用促進事業でICTを含めた支援機器等教材の選定・活用、学習評価後方の調査研究。障害のない児童や保護者に対する理解の取り組み研究が入っていた。合理的配慮のはこれから研究されていくもの、評価方法はまだまだこれから作り上げられていくものだと感じた。そして配慮は児童生徒・保護者の合理的配慮の意思表示があって進むものと改めて実感。校長のリーダーシップの重要性。特別支援学校教論免許状保有率の向上の取り組みが積極的におこなわれていること。特別支援学級に在籍する児童生徒や通級による指導を受ける児童生徒については、個別の教育支援計画及び個別の指導計画は全員作成することとなっている。なので作ってもらえてない方は作ってくださいとぜひ意思表示していただきたい。
(合理的配慮とは障害者から現に社会的障壁の除去を必要としている旨の意思表明があった場合において、その実施に伴う負担が過重でない時は、社会的障壁の除去の実施について必要かつ合理的配慮をするように努めなければならない。文部科学省対応指針11月9日告示より)
◉厚生労働省の障害児支援施策の動向について
児童ディサービス見直しについて
児童発達管理責任者の実務要件に保育所等の児童福祉に関する経験を追加し、障がい児・児童・障害者の経験(3年以上)必須化とする。
配置すべき職員を指導員または保育士から 児童指導員、保育士または児童福祉サービス経験者に見直し、そのうち、児童指導員または保育士を反芻以上配置すること。
ガイドラインのチェクも入る。
感想
特別支援教育の経費の60パーセントも児童ディサービス事業に使われている。きちんとして療育を行ってくれればいいがそこまで必要であるのだろうか?療育疲れ問題が話に上がっていた。
◉共生社会の実現に向けたPTAの役割について
武蔵野東幼稚園の実践について園長先生から
混合教育を行っている実践実例の話があった。「ASD児も秩序があれば学ぶことができる」という考えのもと生活療法が行われ、家庭と連携して大なうことにより効果を上げていることがわかった。
その他。学校運営協議会(八王子)、コミュニティスクール(三鷹)、特別支援学校のPTA など親から地域からできることがたくさん上がった。
学校、保護者、地域の連携の大切さを実感した。
◉学校教育における合理的配慮について実践実例報告〜シンポジウム
具体的実例(調布、熊谷、町田の丘学園)
一番興味深かったのは神奈川県立綾瀬西高校、足柄高校の事例。
特別支援級に小中に行っていた子が普通高校に行った場合にできる配慮事例。英語、部活、委員会に参加できる喜び。
シンポジウムでの議題が多くの教職の先生もいらっしゃっていたので、今特別支援を積極的に取り組んでいる先生は孤立しがちである。いかに味方を増やしているかの話になった。
●外部の目が入ること
●本人に発進させること
●本人のニーズを聞く言える機会を持ち それに丁寧に答えることで聞いてもらえた経験が力になる。
●先生のペア授業
●校長の裁量
●効果を伝得ていくこと
全体の感想
つらつらと事務局Nのメモを書いてみました。なぜ書いたかというと多くの方に現状を広めたかったから。そしてこれを見てくれた方が広げていってくれること。
つないでいくことがあの会場にいた私の使命に感じたからです。
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